札幌市52歳母刺され死亡 娘の元夫に殺人未遂容疑で逮捕状
2016年2月7日午後7時ごろ、札幌市豊平区福住2条10丁目の住宅で、
「母が刺された」と近所の住人を通じて110番通報があった。
警察官が駆けつけたところ、この家に住む大内真弓さん(52)が胸などを刃物で刺されており、
病院に搬送されたが死亡した。娘の由布子(ゆうこ)さん(23)も頭などを殴られて重傷を負った。
由布子さんが「元夫に襲われた」と話していることなどから、
北海道警は殺人未遂容疑で札幌市内に住む元夫白川秀一容疑者(30)の逮捕状をとり、
行方を追っている。現場は、観光地として有名な羊ケ丘展望台に近い住宅地。
道警幹部によると、女性は昨年1月、元夫の家庭内暴力などを理由に離婚。
その後、数回にわたって道警に
「(元夫が)家に押しかけてくる」などと相談していた。
道警は【事件当日の7日】、
※警察の抑止力が無意味な事が証明されています
元夫に対し女性と接触しないよう電話で注意したばかりだった。
※もしくは、これが引き金だったかもしれません
発表などによると、元夫は女性を殴った後に母親を刺したとみられ、
同署員が駆けつけたところ、母親は2階建て住宅の1階居間で倒れていた。
室内のテーブルの上には凶器とみられる包丁があったという。元夫は逃走する際、
女性の息子(1)を連れ去ったが、8日未明に親類宅で無事に保護された。
※もし、息子さんにも危害が及んでいたら取り返しがつきますか?
ストーカー犯罪はなくなりません!!
事件当時の状況について
「元夫が突然、バットを持って自宅に入り、母(真弓さん)を殴った」
と話していることが9日、関係者への取材で分かった。
道警は、殺人未遂容疑で指名手配している由布子さんの元夫で、
職業不詳白川秀一容疑者(30)=同区美園4の5=が、
事前に犯行を計画した上で凶器を持ち込み、
大内さん宅を訪問したとみて同容疑者の行方を追っている。
関係者によると、由布子さんは
「(白川容疑者は)台所にいた母をバットで殴り、母が通報しようと電話機に駆け寄ったところ、刃物で刺した」
などと証言しているという。
大内さん宅は当時無施錠で、同容疑者は室内にいた由布子さんにも殴りかかったという。
9日の司法解剖の結果、
真弓さんの死因は脳挫傷と判明。頭部には複数の殴打痕があり、
頭蓋骨を骨折していた。胸や腕にも刺し傷や切り傷があったが、いずれも浅かったという。
真弓さんの遺体のそばには包丁が残されていたが、バットは見つかっていない。
職業不詳、30歳だから、やってしまう結末
ガソリンかぶり車内に立てこもる
札幌市豊平区福住の住宅で7日夜、
大内真弓さん(52)が殺害され、長女由布子(ゆうこ)さん(23)も重傷を負った事件で、
道警は10日午後4時40分ごろ、オホーツク管内美幌町の山中で、
殺人未遂容疑で指名手配された由布子さんの元夫で、
職業不詳白川秀一容疑者(30)=同区美園4の5=の身柄を確保し、逮捕した。
道警などによると、10日午後1時40分ごろ、町民から
「山中に不審な車が止まっていた」との情報提供を受け、
美幌署員が美幌町の美幌峠付近の山中で、
白川容疑者の黒いワゴン車を発見。車内に白川容疑者もいた。
署員が車から出てくるよう呼びかけたところ、
白川容疑者は体にガソリンをかぶり、車内に立てこもった。
道警は説得を続けていたが、ワゴン車に突入し、同容疑者を確保した。